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中核人材育成へゼミ 読谷村商工会、30人参加


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 【読谷】読谷村商工会は11月17日、読谷村地域振興センターで「ゆんたんざ人材ネットワークゼミ」を開催した=写真。村をけん引する中核人材の育成と地域ネットワークの強化を目指している。商工会員や役場職員、学生など約30人が出席した。
 同事業は2024年度から3カ年計画での実施を計画している。今回のゼミは村の「ノーベル平和賞を夢みる村民基金助成金」を活用した事業で、マーケティング手法を導入して村内企業の底上げや地域雇用の増加を図る。17日は、商工会員でマーケティング職の人材サービスなどを手がける株式会社ホールハートを中心に講師を招いた。
 マーケターキャリア協会の中村全信事務局長は「マーケティングは人間の特性を理解することが一番大切な要素だ」と説明した。村商工会の仲宗根朝治会長は「自ら学んで10年、20年後、それぞれの立場で村を背負って立つ存在になってほしい」と思いを話した。 (金盛文香)