珈琲(コーヒー)とビールと猫の書店員がいる本屋―。沖縄市の中央パークアベニューのユニークな「TABINEKO BOOKS(タビネコブックス)」が11月11日で1周年を迎えた。代表の堀家盛司さん(43)は「子どもの頃からの夢をかなえた」と語る。来店者も増え、手応えを感じながら地域活性化への連携も見据えている。
こだわりの展示や販売書籍は猫、旅、暮らしの三つを柱に、最大千冊余までそろえる予定という。「本との出合い、学び、共感は人間力を育む」と強調する。
本を持ち込むのもOKで「書斎感覚で気軽にゆったり過ごしてほしい」とアピールする。愛猫のにゃぶろう店長とふくすけ店員が出迎えるほっこりとした雰囲気。開店1周年記念で2匹の写真展も開催した。
営業時間などはSNSで確認。「TabinekoBooks」で検索。
(岸本健通信員)