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「推し本」紹介バトル熱く 沖縄市立図書館 第2回、中学生9人出場


「推し本」紹介バトル熱く 沖縄市立図書館 第2回、中学生9人出場 推し本紹介の出場者の熱気があふれたビブリオバトル=2日、沖縄市立図書館
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 【沖縄】今一番の「推し本」を紹介する知的書評合戦「中学生によるミニ・ビブリオバトル」が2日、沖縄市立図書館(宮城善章館長)で開かれた。2回目となる開催に市内の中学校から9人が出場。関心も高く50人の読書ファンが参加した。
 本の紹介と会場から質問も含めた時間は5分。多彩なジャンルの推し本が登場し、好きになったきっかけのほか、生き方や人生観、世界観、価値観が変わったという熱い思いを参加者に伝え、「ぜひ読んでほしい」とアピールした。活発な質問もあり、温かい拍手が送られた。参加者からは「紹介本を全部読みたくなった」などとの感想があった。
 参加者らの投票の結果、「チャンプ本」には宮里中3年の喜友名綾香さんの「だから僕は大人になれない」(ぺいんと著)が選ばれ、表彰状と記念品が贈られた。  (岸本健通信員)