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読谷村健康増進センター 指定管理を否決


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【読谷】読谷村議会(伊波篤議長)は25日の12月定例会本会議で、村健康増進センターの2024年度からの指定管理者をリンクワークス・沖縄ダイケン共同事業体とする議案を賛成少数(賛成7人、反対11人)で否決した。
 同議案は、15日の文教厚生委員会(松田昌邦委員長)で否決されていた。委員会では県外に住所があるリンクワークスが募集要項の「県内に主たる事務所又は事業所を有していること」という応募資格要件を満たしているかや、事業計画で目標に掲げる利用者数が「施設の容量オーバーではないか」などが指摘され否決となった。
 本会議の質疑や賛成討論で、リンクワークスがすでに県内で指定管理業務を担っていることや、利用者数の目標は施設だけでなく屋外区域の利用者も含まれていることなどの意見もあった。否決を受け、村の担当課は「急ぎ検討し、対応を考える」としている。 (金盛文香)