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「かでな緑樹会」17周年 地域で剪定、記念誌発行も


「かでな緑樹会」17周年 地域で剪定、記念誌発行も 17周年を祝い、記念誌を披露する「かでな緑樹会」のメンバーら=12月9日、嘉手納町役場
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 【嘉手納】嘉手納町内で街路樹の剪定(せんてい)を行うボランティア団体「かでな緑樹会」の17周年を祝う集いが12月9日、町役場で開かれた=写真。17周年記念誌もお披露目された。
 2006年に発足し、現在の会員数は21人。月1回、町内の道路沿いや学校、公共施設の黒木を剪定する。米軍関係者のボランティアも参加し、活動が広がっている。
 かでな緑樹会の上地安重会長は「街路樹や公共施設の剪定は地域の景観を良くし、住民の快適な生活環境を提供し、歩行者や交通の安全を確保する。町民の皆さまに少しでも安らぎを与えたい」とあいさつした。
 初代会長を務めた渡口彦信顧問は「会員同士の親睦を楽しみに始めた。それが会が17年も続く理由だと思う」と振り返った。 (石井恵理菜)