ヤギ汁試食会に行列／うるま市農林水産まつり

　【うるま】うるま市農林水産まつり実行委員会は１２月１６日、うるま市具志川総合運動公園で「第１回うるま市農林水産まつり」を開催した。これまでは市産業まつりで農林水産関係の出店をしていたが、今年からは規模を拡大する形で単独での開催となった。完全養殖のウニ、地元畜産家の経産牛、ヤギ汁・牛汁の試食会や、花卉（かき）や野菜の展示販売などを実施した。うるま市を中心に農林水産関係団体などがブースを出店し、約５千人が来場した＝写真。
　シラヒゲウニ完全陸上養殖の機材の製造などを手がけるエイム（愛知県）は、養殖したシラヒゲウニの試食を提供した。エイムは自動車部品開発などを手がける会社で、その技術を第１次産業に生かすため、機材の製造を始めたという。大金良彦取締役は「漁業者の方に養殖シラヒゲウニを知ってもらうために出店した。良い反応をもらえた」と喜んだ。　（福田修平）