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世界に一つだけの笛制作 中野夢琉球笛研究所 読谷でワークショップ


世界に一つだけの笛制作 中野夢琉球笛研究所 読谷でワークショップ 竹に穴を空け、オリジナルの琉球笛を制作する参加者ら=12月23日、読谷村文化センター
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 【読谷】琉球古典音楽野村流音楽協会中野夢琉球笛研究所が12月23日、読谷村文化センターで琉球笛を制作するワークショップを開いた。親子連れなど19人が参加した。子どもたちは世界に一つだけの琉球笛を完成させ、音色を奏でた。
 琉球笛制作者の通事安貴さんが講師を務めた。子どもたちは工具を使って竹に穴を空け、音を調整した。参加した大谷そらさん(14)は「音が出たとき楽しかった。曲を演奏できるようになりたい」と意気込んだ。
 同研究所は村民の自主的な活動に対する「2023年度ノーベル平和賞を夢みる村民基金」の助成を受け、琉球笛の継承活動に取り組んでいる。(石井恵理菜)