国頭漁業協同組合(村田佳久組合長)の「ハチウクシー(初興し)」と初競りが5日、国頭村辺土名の同漁協であった。大漁旗なども掲げられ、職員や仲買人、地元漁師ら約40人が大漁、安全航海、商売繁盛を祈願した。
競りにはアカジンやミーバイなどの生きのいい魚が並んだ。セリ長の枝川博也さんは「今日のスタートから景気をつけていきましょう」と述べた。同組合でのキハダマグロの最高値を更新する1キロ9500円の値がつき、1匹19万3800円で競り落とされた。
競り落とした沖縄創作居酒屋天の川食堂(本部町大浜)の従業員、熊丸健太さん(23)は「昨年に引き続きいい魚を競り落とすことができうれしく思う」と話した。 (新城高仁通信員)