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苗木から17年、イペー満開 読谷役場、植樹メンバー集合


苗木から17年、イペー満開 読谷役場、植樹メンバー集合 2007年に植樹したイペーが大きく育ち、満開の花を見て喜ぶ元村職員たち =15日、読谷村役場前
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 【読谷】読谷村役場の入り口右手にあるイペーの木が満開を迎えている。濃いピンク色のイペーは珍しく、役場を訪れる人を魅了している。このイペーは2007年3月に村役場を退職した13人が記念植樹したもの。満開を迎えた15日、イペーの前に7人が集合。久しぶりに集まったメンバーで記念撮影会をした。
 17年前の苗木から大きく美しく育ったイペーを前に、会話にも花が咲いた。松田昌次さん(73)は「何か記念に残ることをしたいと役場入り口にイペーを植樹した。花を見て怒る人はいない。思いの詰まったこの花が役場を訪れた方の
癒しになればうれしい」と話した。  (FMよみたん・根本麻依子通信員)