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確定申告電子化に貢献 国税、宜野湾市に感謝状


確定申告電子化に貢献 国税、宜野湾市に感謝状 松川正則市長(右)に税務功労者感謝状を贈呈した沖縄国税事務所の松沢玲子所長=宜野湾市野嵩の同市役所
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【宜野湾】沖縄国税事務所の松沢玲子所長=写真左=はこのほど、宜野湾市野嵩の同市役所を訪れ、松川正則市長=同右=に税務功労者感謝状を贈呈した。
 ICTを活用した国・地方団体双方の事務効率化施策の一環として、宜野湾市が国に対して、所得税などの申告書データの引き継ぎ(データ連携)に積極的に取り組み、確定申告事務の効率化に大きく寄与したことが評価された。
 宜野湾市は2022年度の確定申告期に、窓口での説明などを工夫し電子申告者を増加させた。市が受け付けた2870件の内、2376件でデータ連携ができた。
 松沢所長は「飛躍的なデータ連携により、納税者の利便性向上と調査の効率化に寄与していただいた。今後も自治体との連携を進めていきたい」と感謝した。松川市長は「職員が一生懸命に取り組んできた。さらに改善できるように全体で進めていきたい」と述べた。(名嘉一心)