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嘉手納、沖縄市の取り組み学ぶ 賑わい創出へ勉強会


嘉手納、沖縄市の取り組み学ぶ 賑わい創出へ勉強会 嘉手納町の観光街づくりの勉強会で講演する沖縄市観光物産振興協会の金城諭氏=1月29日、嘉手納町役場
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 【嘉手納】嘉手納町は1月29日、町の観光街づくりを考える勉強会を町役場で開いた。役場職員や町議、町内事業者などが参加した。沖縄市観光物産振興協会の金城諭(さとし)事務局長が講演し、「沖縄市のまちなか回遊による賑(にぎ)わい創出」をテーマに同市の事例を紹介した。
 嘉手納町は2024年度に町観光振興基本計画を改定する予定で、町の観光の現状や課題を整理している。
 金城氏は沖縄市の主な観光資源としてコザ文化や中心市街地、ナイトコンテンツなどを挙げ、それらを活用した取り組みを説明した。また市民にアンケートをしたところ、「市民が考える観光と乖離(かいり)している」という意見もあったと説明。金城氏は「沖縄市民が分かるように計画を立てなければ市を挙げて街づくりができない」と強調した。
  (石井恵理菜)