【沖縄】中部保護区保護司会は10日、沖縄市のレフ沖縄アリーナbyベッセルホテルズで、自主研修を行った。沖縄少年院の村上勝院長が「特殊詐欺の手口とその予防について学ぶ」と題して講演した=写真。
同会の保護司が担当する対象者で、特殊詐欺グループに関係する人が散見されるようになったという。特殊詐欺の知見を深め予防しようと開催に至った。
村上氏によると特殊詐欺に関わるのは18~19歳が多く、簡単に金が欲しくて手を染めるケースが多いという。また交流サイト(SNS)を介して詐欺を働くため、県をまたいで広範囲で事件に関わり、金額も大きいのが特徴だという。
村上氏は事件に関わる少年らは認知が偏りやすい傾向にあるとし、「考え方の癖をいかに修正するかが大事だ」と呼びかけた。 (石井恵理菜)
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特殊詐欺の実態学ぶ 中部保護司会が研修
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琉球新報朝刊
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