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4年ぶり慰霊塔供養 読谷村遺族会、国立墓苑も


4年ぶり慰霊塔供養 読谷村遺族会、国立墓苑も 犠牲者への祭文を読み上げる読谷村遺族会の新垣生雄会長(右から2人目)ら=2月19日、糸満市の国立沖縄戦没者墓苑
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 【読谷】読谷村遺族会(新垣生雄会長)は2月19日、本年度の慰霊塔や碑の供養を開催した。新型コロナの影響で休止していたため、4年ぶりの開催。13人が参加し、村内の忠魂碑や掩体壕(えんたいごう)、糸満市の国立沖縄戦没者墓苑などを訪問し、犠牲者に祈りをささげた=写真。
 新垣会長は「悪夢のような悲惨な戦争の後、民主的な平和国家として世界恒久平和を目指して歩み続けている。遺族会は戦争の犠牲でできた団体で、村内、県内、外国の犠牲者に対する供養は生きている者の責務だ」と祭文を読み上げた。(島袋良太)