巣立ちに華添える 八重瀬の南部商業高校近く、ピンクのフイリソシンカ咲く 沖縄


巣立ちに華添える 八重瀬の南部商業高校近く、ピンクのフイリソシンカ咲く 沖縄 フイリソシンカ
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 県立南部商業高校近くの歩道で3本のフイリソシンカ(斑入り素心花)の木に花が咲いていた。通りがかりの人は思わず見上げる。葉の形が羊のひづめに似ていることから別名ヨウテイボク(羊蹄木)とも言われている。

 インド、中国南部原産の落葉高木。花期は3~4月、花はピンク色、直径約10センチ。花には香りがある。花弁5枚のうち1枚だけが濃い色なので、斑入り素心花の名がついた。ランの花に似ていることからオーキッドツリーの英名がある。

(喜屋武幸弘通信員)