【那覇】那覇市立真地小学校(知念澄男校長)で卒業式前日の21日、第30期の卒業を祝い、オオゴマダラの放蝶(ちょう)セレモニーが開かれた。児童と、オオゴマダラの世話や同小と真地こども園の環境整備を手伝う「かりゆし友の会」の久高将一会長、オオゴマダラを通じて同小と親交がある沖縄市立コザ中学校の生徒らが参加した。真地小と、コザ中のチョウ園で育ったオオゴマダラ約90頭が、6年生の手で大空に放たれた。
久高会長は、オオゴマダラの学名に夢や理想などを意味する「イデア」が含まれることに触れ、「将来自分がどんな大人になりたいか考え、夢を持って頑張ってほしい」とあいさつした。
6年生を代表して放蝶した野崎有理さん(12)は「将来、人に物事を教えるような仕事に就きたい。6年生だけでなく、みんなの夢や希望が実現してほしいと思った」と笑顔を見せた。 (藤村謙吾)
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6年生卒業祝い放蝶 真地小でオオゴマダラ
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琉球新報朝刊
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