【沖縄】沖縄市ジュニア合唱団(森山政和団長・指揮)の第15回定期演奏会が17日、沖縄市民会館中ホールで開かれ、伸びやかなハーモニーと個性輝く独唱が会場を温かく包み込んだ。
オープニングは「星のクリスマス」の合唱で幕開け。第2部は独唱、第3部は合唱の構成。合唱団だが全団員の成長が発表できる独奏部門を設けているのが定期演奏会の大きな特徴。
独唱は1人が体調不良で、舞台に立ったのは12人。司会がそれぞれの発表会にかける思いやエピソードも紹介した。
そのトップで「ビリーヴ」を歌った沖縄カトリック小学校3年の仲里龍二さん(9)は「とても緊張したがうまく歌えた。毎週の練習が楽しい」と笑顔を浮かべた。演奏会は心のハーモニーを紡いだ「たいようのサンバ」まで全18演目。ピアノ演奏は須賀冬美さん、奥濱佳代さん。最後は「ふるさと」を歌い盛り上がった。
あいさつで結成の経緯を振り返った森山団長は「歌声は子どもたちの心の栄養になる。父母や関係者の協力に感謝している」と述べ、入団を呼びかけている。問い合わせは電話090(3191)6553(森山)。 (岸本健通信員)
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ハーモニーが会場包む 沖縄市ジュニア合唱団 定期演奏会、独唱も
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琉球新報朝刊
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