【読谷】その名の通り翡翠(ひすい)のような美しい青の花、ヒスイカズラ。読谷村高志保にある松田昌次さん(73)の自宅は「読谷村のヒスイカズラ」として有名スポットになっている。近年では県内のみならず県外からも多くの人がヒスイカズラを目当てに、読谷村を訪れる。
ヒスイカズラを育てて今年で14年目。今は1600房以上まで増えたという。1株から房を伸ばすヒスイカズラに、松田さんは「母性を持って接することが大切だ」と語る。「体力をつけたら元気になるのは、人間も花も同じ。だから栄養失調にならないように目配り気配りを大切にしている」
この時期、松田さんの自宅には多い時で週末は200人ほどが訪れる。現在三~四分咲きで、見頃は3月下旬から4月上旬。 (FMよみたん・根本麻依子通信員)
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ヒスイカズラ青く輝く 読谷、松田さん宅
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琉球新報朝刊