立ち上がって勢いよく相手に角をぶつけようとするヤギ＝10日、名護市の勝山公民館
琉球新報朝刊 【名護】名護市勝山区（岸本一郎区長）の勝山シークヮーサー花香り祭が3月9、10の両日、同区の勝山公民館で開催された。会場には多くの人が訪れ、ヒージャーオーラセーや新緑登山などを楽しんだ。
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10日に開かれたヒージャーオーラセー大会では、2頭のヤギが尾を振りながら互いに角をぶつけ、迫力ある闘いを見せた。ヤギが立ち上がって角を突きつけたり、角がぶつかる乾いた音がしたりすると観客からは驚きの声や拍手が起こった。見ていた児童（8）は「角をぶつける姿がかっこよく、ぶつかった時の音が気持ちよかった」と満足した表情を見せた。
会場では区民らによる「勝山小唄」や、市内のマーチングバンドによる演奏など、さまざまな舞台も披露された。
飲食ブースでは特産のシークヮーサーを使ったジュースややぎ汁などが振る舞われた。
岸本区長は「区が誇る山、シークヮーサー、ヤギを堪能してもらい、勝山のファンになってまた訪れてもらえれば」と期待した。
（武井悠）
