「まー先生」最後のライブ 12年で400回、100人労ねぎらう 沖縄


「まー先生」最後のライブ 12年で400回、100人労ねぎらう 沖縄 ライブで歌う(右から)仲嶺正哉さんと石垣博公さん=3月22日、石垣市美崎町の「シティジャック」
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 【石垣】まー先生こと、元高校教師の仲嶺正哉さん(66)が石垣市内のライブハウスで金曜日に開催していた「まー先生の金曜ライブ」が3月22日、400回の節目で最終公演を迎えた。「同窓会ライブ」「中高年の生存確認の場」との声もあったライブのフィナーレには約100人が来場し、12年間の活動をねぎらった。

 2010年に沖縄本島での勤務から地元に戻り、八重山高校に赴任した仲嶺さん。音楽活動で青春時代を共に過ごした同窓生と旧交を温める中で、「また歌いたい」とライブの定期開催を発案した。

 12年に開始したライブでは、仲嶺さんとライブ会場「シティジャック」(石垣市美崎町)のオーナーで同級生の石垣博公さんが歌とギターを担当し、ベースやドラムなどは「サポート金曜バンド」が担ってきた。

 12~18年は毎週金曜日、19年からは偶数週に開いてきたライブは3月22日に400回目の開催となった。

 フィナーレでは1970~80年代のフォークソングと、400回欠かさずに歌われた、それぞれのオリジナル曲「そんな雨の夜は」(石垣さん)、「カニさん」(仲嶺さん)など20曲余りが披露された。 

(島尻修通信員)