【石垣】石垣市教育委員会文化財課は1日から於茂登岳登山ルートなどで、天然記念物保護啓発活動を開始した。31日まで。県指定天然記念物のチョウ「アサヒナキマダラセセリ」や保全種の違法採取を防ぐため、登山道や農道周辺でパトロールを実施する。登山者や通行人にチラシを配布するなど周知活動を展開する。
啓発発動は2008年から開始。アサヒナキマダラセセリが成虫として姿を現す5月に毎年実施している。パトロールは市教委文化財課と市環境課の職員、市民ボランティアらが担うほか、八重山署にパトロール協力を依頼している。
1日に登山道入り口であった開始式で、市民ボランティアの島村賢正(けんしょう)さん(74)は「来訪者らに天然記念物の保護を呼び掛け、『とるのは写真だけ』を合言葉にやっていこう」とあいさつした。﨑山晃教育長は「天然記念物や希少種の違法採取を防ぎ、ルールを守って自然に触れることができるようこの活動を実施する」と意義を述べた。
(照屋大哲)