【中城】琉球大学と中城村が連携して行うまちづくり講座「地域企業(自治体)お題解決プログラム」のフィールドワークが19日、村内で開催された。地域の課題を見つけ、解決に向けた方策を考える「初級地域公共政策士」の資格を取得できる講座。琉大生や宜野湾高校生、社会人受講生らが村養殖技術研究センターや、ごさまる陸上競技場、商業施設予定地など村内6カ所を巡った。
護佐丸歴史資料図書館では、学芸員から村の歴史の説明があり、中城村の成り立ちを学んだ。フィールドワークに同行した村役場の担当者・漢那怜加(れいか)さんは「まずは中城のことを知ってもらい、まちづくりに幅広く意見を出してもらいたい」と講座の目的を話した。
宜野湾高3年のアラナス・エイミエルさん(17)は「知らなかったことを見聞きできるので新鮮。特に歴史を知ることができて楽しかった」と感想を述べた。
受講生らは講座で学んだことを取りまとめ、まちづくりに向けた提言として、7月に発表する予定。
(玉城文)
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