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創立60年でノート寄贈 学友館、与那原町内公立校に


創立60年でノート寄贈 学友館、与那原町内公立校に 照屋勉町長(左から4人目)に絵本とノートを手渡す学友館の玉城聡社長(同3人目)=22日、与那原町役場
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 【与那原】学校教材を扱う学友館が、創立60周年を記念し、与那原町内の公立学校児童生徒に絵本と学習ノートを寄贈した。22日、与那原町役場で贈呈式が行われ、玉城聡社長が照屋勉町長に寄贈品を手渡した。幼稚園児向けに絵本80冊、小学生向けに5ミリノート1430冊、中学生向けに大学ノート690冊を寄贈。一人に1冊ずつ贈られる。また、町育英会にも60万円を寄付した。
 町出身で5代目社長を務める玉城社長は「多くの人の支えで60周年の節目を迎えられた。子どもたちの学力向上、情緒育成に役立ててほしい」と述べた。
 絵本は同社が今年4月から発刊しているオリジナルシリーズの最新刊で、戦争と平和がテーマとなっていることから、「慰霊の日の教材としても活用してほしい」と強調した。照屋町長は「子どもたちの喜ぶ顔が目に浮かぶ」と謝辞を述べた。 (普天間伊織)