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ヒマワリ大きさ比べ 伊江幼稚園、園児らが世話


ヒマワリ大きさ比べ 伊江幼稚園、園児らが世話 大きく育ったヒマワリと記念撮影する伊江幼稚園の園児ら(園提供)
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 【伊江】伊江村立伊江幼稚園(島袋洋園長=4歳16人、5歳14人)で高く伸びたヒマワリが大きな花を咲かせた。2月に、当時5歳だった園児が小学校校舎の北側に面した畑に種をまき、朝の活動で毎日水やりや草引きなどの世話をしていた。
 「このヒマワリが咲く頃には1年生になっているよ。花が咲いたらベランダから見てね」と話した園児20人は3月に卒園した。その後、ヒマワリの世話は後輩たちに引き継がれ5月の連休明けから花が咲き始めた。
 その畑がサツマイモ植え付けの準備のため、トラクターで耕されることになり、数本のヒマワリを残し切ることとなった。
 園児たちは、切り取ったヒマワリを横にし、寝転んで背比べ。「副園長先生より高い。こいのぼりとはどっちが大きい?」と大きさ比べに発展。ヒマワリは、3メートルもあるこいのぼりより大きかった。
 先生たちは「どれくらいの期間で何個くらい種が取れるのか気になるが、子どもたちが種を発見して数え始めるまで、見守っていきたい。次はどんな遊びに発展するのか楽しみだ」と期待をのぞかせた。
 大きなヒマワリを自分たちだけで見るのはもったいないと、近くにある東保育所にもお裾分けした。 (知念光江通信員)