【沖縄】沖縄市は2024年、大阪府豊中市との兄弟都市提携50年を迎えた。両市は27日、これを記念して作成したロゴマークを発表した。ロゴマークのデザインは両市の職員で決め、本年度内に予定している豊中市との交流事業のPRなどで活用される予定だという。ロゴマークは沖縄市エイサーキャラクターのエイ坊と、豊中市キャラクターのマチカネくんを中心に、両市が音楽が盛んな街であることから、五線譜を利用したデザインとなっている。
豊中市との交流は沖縄市の前身のコザ市時代から続いている。1964年にコザ市から、豊中市の沖縄戦戦没者の遺族へ霊石とハイビスカスが贈られたことから交流が始まった。姉妹都市ではなく兄弟都市なのは「いちゃりばちょーでー(出会えば兄弟)」の言葉が由来と言われている。74年にコザ市が沖縄市になり、改めて兄弟都市宣言をした。
両市は、本年度内に50周年記念式典やスポーツ交流、平和学習などの記念事業を予定している。
ロゴマークのデザインを担当した沖縄市文化芸能課の久保貴大さんは、豊中市役所から人事交流で沖縄市に派遣されて2年目という。久保さんは「さまざまな人の思いで続いてきた交流だと実感する。記念事業を通して、両市の交流があることをより多くの人に知ってほしい」と話した。 (福田修平)
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兄弟都市50年で記念ロゴ 沖縄市と大阪・豊中市 職員がデザイン、PRに活用
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琉球新報朝刊
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