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いえまーる三線クラブ慰問 特養ホームいえしま 開所記念日を祝う


いえまーる三線クラブ慰問 特養ホームいえしま 開所記念日を祝う 伊江島民謡などを披露するいえまーる三線クラブのメンバー=1日、伊江村東江前のデイサービスセンターいえしま(提供)
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 【伊江】伊江村東江前の社会福祉法人麗峰会、特別養護老人ホームいえしまの開所36周年と併設するデイサービスセンターいえしまの開所27周年を祝う会が開所記念日の5月1日、施設内で開かれた。村内で活動する「いえまーる三線クラブ」のメンバーが慰問し、入所者や利用者と共に開所を祝った。
 冒頭、磯ひとみ施設長は「離島という地理的な不便もあるが、島民全体の家族的なつながりという利点がありここまで続けてこられた。これもひとえに地域の皆さまのご支援とご協力のたまものだと感謝申し上げる」と同法人の中真靖理事長のあいさつを代読した。
 会では、歌三線や太鼓、踊りなど全8曲が披露された。特に、伊江島民謡の「砂持節」や「ましゅんく節」、村民に昔から親しまれている「牛ぬくゎ節」では、利用者をはじめ職員らが手拍子をしたり、口ずさんだりするなど会場は盛り上がった。
 いえまーる三線クラブのリーダーの内間博昭さんは「皆さんに喜んでもらえるのが一番」と話した。特別養護老人ホームいえしま、デイサービスセンターいえしまは、季節ごとに行事があり、多くの慰問者などが訪れ、利用者らを楽しませている。
 (中川廣江通信員)