【名護】不要になった学生服のリサイクル事業に取り組む名護市環境企業組合の「市エコステ3Rなごころ」はこのほど、回収に協力した市内の小中高19校に対して、2023年度分の寄付金と感謝状を贈った。
学生服リユース事業では、各校で集めた学生服をなごころで販売している。23年度の制服・式服の引き受け数は879枚、引き渡し数は517枚だった。利益として得た計22万5500円を全額還元する形で各校に寄付した。
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贈呈式が22日と24日、全校を代表して名護中と名護高で開かれた。名護高生徒会の生徒は「名護高生の制服引き渡し数が一番多いと聞いてうれしい」と話した。別の生徒は「寄付金を使って学校行事を盛り上げたい」と感謝した。
なごころの我那覇涼子主任は「多くの人に制服リユースを活用してほしい」と呼びかけている。
(玉寄光太)