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石垣・白保に親子憩いの場 はじめまルシェ 11回数える 雑貨や飲食、占いも


石垣・白保に親子憩いの場 はじめまルシェ 11回数える 雑貨や飲食、占いも キッズ手相のブースで談笑する事業者(右)と体験者=5月25日、石垣市白保のしらほサンゴ村中庭
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 【石垣】子育て世代に憩いの場、学びの場、癒やしの場を提供しようと、手作り雑貨、飲食、キッズネイル、カード占い、リラクセーション体験などの16事業者が出品し、第11回「白保はじめまルシェ」が5月25日、石垣市白保の「しらほサンゴ村」であった。
 白保に住む仲島恭子さん(42)=ドリームキャッチー作り&編み物販売=と小田綾子さん(56)=アロマロールオン作り&虫よけスプレー作り=の企画・主催で始まったイベントで、月1回のペースで開催している。交流サイト(SNS)で参加事業者を呼びかけており、大阪や東京からの参加もあった。
 布小物製品のiccomonさん(いっこもん=作家名)=石垣市真栄里=は「自分が作った物に来場者がどう反応するのか見たくて初出品した。対面なのでじかに反応が分かって楽しい」と話した。
 弁当やパン、お菓子などを販売していたマルシェ商店では、園児の奥久保虹稀(にけ)ちゃん(5)と松原夏椰ちゃん(6)が子ども店長を務めた。虹稀ちゃんの母親、裕乃さん(39)は「インスタグラムで子ども店長の募集を知り応募した。『いらっしゃませ』はしっかり練習させました」と、2人は笑顔で客とのやり取りを楽しんでいた。
 来場した宮良郁さん(45)と娘の麻央さん(17)親子は「気になる物が多く目移りする」(郁さん)、「手相を体験し気が楽になった。三線とかの音楽が流れていればもっと良かった」(麻央さん)とそれぞれ感想を述べた。
 次回は6月29日に開き、以後、夏場は2、3カ月に1回開催予定という。 (島尻修通信員)