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「見守り隊」に委嘱状 那覇署、防犯ボランティア


「見守り隊」に委嘱状 那覇署、防犯ボランティア 那覇署の知念克幸署長(前列左から5人目)から委嘱状と防犯ベストなどを受け取った県退職公務員連盟の長嶺明浩会長(同6人目)ら=9日、那覇市与儀の那覇署
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 【那覇】那覇署(知念克幸署長)は5月9日、児童・生徒の登校時の見守りや防犯活動などを行う県退職公務員連盟(長嶺明浩会長)那覇支部の「地域ながら見守り隊」を自主防犯ボランティアに委嘱した。委嘱状交付式=写真=で知念署長は「皆さんの活動が地域の絆を醸成し、防犯意識向上につながると確信している」とあいさつし、委嘱状と防犯ベストなどを長嶺会長に手渡した。
 署によると、管内では現在38団体、約1800人が防犯ボランティア活動に取り組んでいる。見守り隊は個人で活動してきた警察、学校、県市町村元職員らが、組織的なつながりを生かして地域の安全安心に向け活動する。登録者がウオーキングや花の水やりをしながら無理のないペースで活動することで、自身の生きがいづくりにもつなげる。
 (西田悠)