【浦添】昔からの食習慣や食文化の薬膳を学ぶ「第3回薬膳講座 夏の養生法」(うらび運営共同企業体主催)が5月24日、浦添市美術館に併設する喫茶「花うるし」で開かれた。
講師は国際中医薬膳師で琉球料理伝承人の饒平名(のひな)千明さんが担当した。今回は夏の養生法「ちむドンドンをおさめよう!」と題し、参加者はゴーヤーンブシーとクーリジン(シブイと豚肉のお汁)に、薬膳茶の効能などを聞きながら試食した。
饒平名さんは「夏は『心』に影響を受けやすい。エアコンなどの冷え対策として、チャンプルーではなく身体を温める発酵食のみそを使用するンブシーにした」と解説した。
市内から連続で受講している矢野麻帆さん(38)さんは「仕事は栄養士だけど、沖縄食材の知識がないので勉強になる」と感想を述べた。
(喜納高宏通信員)
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夏の冷え対策 薬膳で 浦添、饒平名さん講師に講座
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琉球新報朝刊
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