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あす南城で支援公演 照喜名朝一像建立、文化協


あす南城で支援公演 照喜名朝一像建立、文化協 チャリティー公演本番に向けて稽古に励む南城市文化協会の会員ら=5月18日、南城市大里農村環境改善センター
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 【南城】琉球古典音楽に生涯をささげ伝統文化の継承に尽力し、2022年9月に死去した人間国宝の照喜名朝一さんの銅像建立を目指す「誠一つ 照喜名朝一翁之像建立期成会」を支援しようと、南城市文化協会は「~誠一つ~照喜名朝一翁之像建立チャリティー公演」を8日に南城市文化センターシュガーホールで開催する。
 照喜名さんは同市知名区出身。毎年開催されるヌーバレー行事の指導のほか、文化協会会員として後輩の指導に務め、地域文化発展にも貢献し、喜ばれていた。像建立期成会では多くの県民に協力を求めている。
 チャリティー公演実行員長を務める安冨祖流絃聲会師範の照喜名智さんが、南城文化協会の山内小夜さんと共に本番に向けて前稽古に取り組んでいる。5月18日は、南城市大里農村環境改善センターで稽古があり、120人余の若い踊り子さんが参加した。
 公演は午後6時開演。入場料は2千円。知名区の知名ヌーバレー保存会も出演する。電話090(4777)7791(城間)または090(9657)3388(福原)。
 (知花幸栄通信員)