遊具や広場「安心して利用」 赤野公園が落成、交流の場に 沖縄・うるま


遊具や広場「安心して利用」 赤野公園が落成、交流の場に 沖縄・うるま 工事を終えて4月から利用されている赤野公園
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 うるま市の赤野公民館に隣接する赤野公園の落成式が2日、公民館ホールであった。雨の中、多くの区民が集まった。同公園は2022年に着工し、工事が完了して24年4月26日から利用を開始している。子どもたちの遊具や多目的広場、遊歩道、あずま屋、多目的トイレなどが整備された。公民館駐車場も利用できるが、公民館の了解が必要。

 中村正人うるま市長、公園整備事業着手時の島袋俊夫前市長らも出席し、完成を祝った。

 座間味勇自治会長は「お忙しい中、落成式にご出席いただき、ありがとうございます。多くの皆さまのご支援とご協力のおかげでこのように立派な赤野公園が完成した。地域の皆さまが安心して楽しめる場所として末永く愛されることを願っています」と述べた。

 公園整備事業に尽力した桑江良誠氏、座間味清氏、桑江良幸氏、国吉組、金城グリーンへ感謝状の贈呈を行った。その後、舞台で空手演武や琉球舞踊の「浜千鳥」や赤野エイサーが披露された。子どもたちが琉球舞踊の衣装を着て一生懸命に踊る姿に温かい拍手が送られた。

 式典の音響を担当した大城清太赤野青年会長(25)は「今まで公民館でエイサー練習をしていたが、公園の広場を活用できるのでうれしい。区の祭りなどで活用していけば赤野区のますますの活性化につながると思う」と期待した。 

(高原景一通信員)