県は豊見城市豊見城の海軍壕公園内にガジュマルの木をテーマとした大型複合遊具「ガジュマルラビリンス」を設置する。老朽化していた既存の大型遊具を撤去して建て替えをする。
設置場所が県道7号沿いの傾斜地という点を生かして長さ35メートルの滑り台を設置するほか、ハシゴなども設けて多種多様な遊び方ができる遊具にする。2023年8月から工事が始まっており、26年3月に完成予定だ。総事業費は4億円となる。
海軍壕公園は旧海軍司令部壕や慰霊塔がある戦跡。長く平和の心を発信する意味合いから樹齢が長いガジュマルをコンセプトに据えた。
同公園には、海外から子連れの観光客も多く訪れることから、多言語案内板も設置する。
(梅田正覚)
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