【読谷】読谷村青年団協議会は31日まで、青年会活動の支援のためのクラウドファンディングを実施している。同村では、近年で6団体が活動できなくなっており、現在残っているのは11団体。村エイサー継承の役割も担う青年会を再び盛り上げようと力を込める。
同協議会の知花令磨組織部部長によると、青年会に県外派遣の依頼もあるが、資金的に厳しく行けない団体も多いという。「現在残る11団体だけでもどうにか維持させたい」と、同協議会の資金で、加入を呼び掛ける横断幕を各青年会に贈呈するなど、会員を増やそうと取り組んでいる。
クラウドファンディングの目標金額は100万円。31日までに集まらなかった場合は中止とし支援者に返金されることになる。
返礼品は村内の物にこだわって準備した。読谷山花織ややちむんなど、同協議会が呼び掛けや依頼をして実現した。8月31日と9月1日に予定している村青年エイサーまつりの紹介もかねており、同まつりの駐車券なども返礼品として用意している。
比嘉菜摘会長は「若者が盛り上がれば、村全域も盛り上がる。地域活性化のためにも支援をお願いしたい」と呼び掛けた。詳細はQRコードから。 (金盛文香)
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青年会活動へ支援募る 読谷青年団協、31日まで
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琉球新報朝刊
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