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ペルー出身のウエハラさん「踊ることができ良かった」 大綱曳まつりに感激 沖縄・与那原


ペルー出身のウエハラさん「踊ることができ良かった」 大綱曳まつりに感激 沖縄・与那原 両手をあげ区民と共に舞を披露するウエハラ・クラウディアさん(中央)=4日、与那原町の御殿山青少年広場
この記事を書いた人 アバター画像 琉球新報朝刊

【与那原】ペルーから来沖して与那原町の一大行事「大綱曳まつり」に初めて参加、踊りを披露したウエハラ(上原)・ヤギ・クラウディア・パオラさん(22)は祖先の生まれ故郷で区民と一緒に踊れたことに感動している。

 7月23日に沖縄入りしたクラウディアさんは日本語、民謡、歌三線をなどを教わりながら町職員とまつりに参加。まつり初日の3日には各区長らによる大綱作り現場・中通りの「史跡・阿知利世主」の中で「ハイマサカサ」の曲に乗せて前舞い(メーモーイ)に臨んだ。

 4日も東組と西組の大綱が御殿山青少年広場に移動され、本番大綱曳前の観客が会場いっぱい見守る中、両手を上げて笑みを浮かべて舞に熱中していた。クラウディアさんは「自分のルーツでこんなに踊ることができて大変良かった」と、周りの女性たちと喜び合っていた。研修を終えた後、クラウディアさんは10月17日にペルーへ帰るという。 (知花幸栄通信員)