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読谷の新施設、愛称を募集 高校生が村と協力し実施 「覚えやすく親しみ持てる名を」20日まで 沖縄


読谷の新施設、愛称を募集 高校生が村と協力し実施 「覚えやすく親しみ持てる名を」20日まで 沖縄 愛称応募を呼びかける読谷高校の生徒ら=11日、同校
この記事を書いた人 Avatar photo 福田 修平

 【読谷】読谷高校の生徒らと村は20日まで、建設中の「読谷村総合情報センター(仮称)」の愛称を募集している。同校の生徒らは、課題を設定し解決方法を探る「総合的な探求の時間」の授業の中で、村と協力し愛称募集を実施している。募集はチラシに添付のQRコードや村ホームページなどから、県内外問わず誰でも応募できる。

 生徒らは村の活性化をテーマにしており、石嶺伝実村長との面談などを通し、愛称の募集を決めたという。生徒らは応募フォームやポスター、PR動画の作成などをした。また村職員と協力し、募集要項の設定などにも取り組んだという。

 愛称募集のコンセプトは「出逢い つながり にぎわいを生む創造拠点~新たな読谷を発見できる場所~」。覚えやすく親しみを持てる名前が好ましいという。

 生徒らや村職員、村教育委員会などが選考し、最優秀作品1点と優秀賞4点には賞品が贈られる。10月末頃に決定する予定。

 総合的な探求でチームを組んだ同校2年の晒屋明璃さん、知名希来里さん、石原律希さん、知花心春さんはそれぞれ役割分担し、課題に取り組んできた。今後は同施設をアピールするためのイベントの開催を目指しているという。

 知花さんは「4人のグループで夏休み中などに予定を合わせるのが大変だった。施設が完成することで村が有名になったり、若者が集まる場所になったりしてほしい」と期待した。

(福田修平)