沖縄市は1日、同市の沖縄アリーナで「沖縄市市制施行50周年記念式典・祝賀会」を開催した。式典では、50周年を記念して歌詞が追加された市歌の斉唱や、福祉や芸術などの功労者、団体を表彰した。祝賀会では園田青年会や市内のダンススクールがステージを披露した。式典と祝賀会には市民ら700人以上が参加した。
特別功労者の表彰では、社会福祉や経済、地方自治の振興などで大きな貢献があった12人の個人と43団体を表彰した。
芸術文化の発展に貢献したとして特別功労賞を受賞した市文化協会元会長の安慶名一郎さんは「平和と文化の響き合う沖縄市の創造を目指し、これからも戦争体験者として平和の尊さと戦争のむごさを語り続けていきたい」と述べた。
平田嗣巳副市長は「節目を多くの方と祝うことができうれしく思う。沖縄市の芸能文化を楽しみながら親睦を深めてほしい」とあいさつした。
(福田修平)