プレシーズンゲームや開幕戦に向けて、フォーメーションなどを確認するキングスの選手ら＝13日、沖縄市の沖縄アリーナサブアリーナ
呉俐君 プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングスは13日、沖縄市の沖縄アリーナサブアリーナで16日から始まるプレシーズンゲームや、10月5日にSAGAアリーナで行われる佐賀バルーナーズとの今季開幕戦に向けた練習の様子を公開した。練習には新加入のヴィック・ローやアレックス・カーク、植松義也も参加。フォーメーションなどを確認したりした。
桶谷大HCはローら新加入選手も含めそれぞれの役割に触れながら、「昨季のポジションレスに加え、プラスヴィック（・ロー）のような新しいオプションが増えていく感じになる」と今季の戦い方をイメージした。「開幕戦の佐賀にしっかり勝つことを見据えて、プレシーズンを戦っていく」と語り、開幕までの4試合でチーム力の底上げに意欲を示した。
今季も主将を務める田代直希は連覇について「追われる立場だが、考えすぎると僕らも苦しくなる。優勝に向け、みんなでゼロから頑張っていきたい」と意気込みを見せた。
プレシーズンゲームは16、17日に群馬クレインサンダーズ、23、24日に台北富邦ブレーブスを沖縄アリーナに迎えて戦う。
（屋嘉部長将）
11日にキングスと選手契約したアレックス・カークが練習に初参加した。13日はほかの選手らと笑顔であいさつしたり、談笑したりして、練習では、211センチの高身長を生かして、リバウンドやブロックなどリング下で存在感を放った。
前所属のアルバルク東京で連覇に貢献したカークは「1年間、けが人をなくし、チームのケミストリーを築いていくことが連覇する上で大事になる」と連覇のポイントを語る。「まずは選手の名前とチームのルールを覚えていきたい。その次に勝つために自分が何ができるかを考えて、チームとして戦っていきたい」とキングスの連覇へ貢献することを誓った。
（屋嘉部長将）
