高校サッカー県大会 名護が初V


高校サッカー県大会 名護が初V 初優勝で喜びを爆発させる名護の選手ら=11日、南風原町の黄金森公園陸上競技場(喜瀨守昭撮影)
この記事を書いた人 Avatar photo 大城 三太

 サッカーの第102回全国高校選手権県大会決勝が黄金森公園陸上競技場で行われ、名護がPK戦で那覇西を下して、初優勝をつかんだ。前後半80分と延長前後半20分でも決着がつかず、PK4―3で制した。名護は全国選手権(12月28日~2024年1月8日、東京・国立競技場ほか)に県代表として出場する。

 前後半ともに那覇西が主導権を握り、多くの時間帯でボールを保持したが、得点はならなかった。名護はGKを中心に堅い守備で粘りを見せ、カウンター狙いでゴール前に迫った。延長は互いにゴール前まで迫ったが無得点で終えた。PK戦は名護のGKの松瀬真之介主将が最後に決めて4―3で勝利を手にした。

 松瀬主将は「ずっとボールを持たれてきつかった。PK戦ならこちらが有利になると思っていた。初優勝できて最高の気分」と仲間と共に喜んだ。

 (大城三太)