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女子団体は西原東、男子シングルスは島袋が頂点 県中学新人卓球 沖縄


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女子団体は西原東、男子シングルスは島袋が頂点 県中学新人卓球 沖縄 女子団体決勝 西原東―長嶺 集中して打ち返す西原東の呉屋花虹(左)と田名杏朱ペア=16日、那覇市民体育館(喜瀬守昭撮影)
この記事を書いた人 Avatar photo 砂川 博範

 卓球の県中学校新人選手権大会・全国中学選抜大会県予選第1日は16日、那覇市民体育館で行われ、女子団体決勝は西原東が長嶺を3―0のストレート勝ちで制し栄冠をつかんだ。男子シングルス決勝は島袋琥太郎(エナジックアカデミー)が小松優心(同)と対戦。島袋は2セットを先取されるが、ここから勝負強さを見せ、残り3セットを全て取り返し3―2で逆転優勝を手にした。


呉屋・田名組、冷静に完勝

 女子団体の西原東は長嶺との決勝でダブルス1戦、シングルス2戦でいずれも3―0のストレート勝ちを収め優勝を果たした。ダブルスは呉屋花虹(なな)・田名杏朱組が出場。田名がラリーで粘り、呉屋が力強いスマッシュを返し得点を重ねていった。課題だった突っつきのミスも減らし、失点を少なくした。

 大会の序盤は、お互い緊張から周りが見えなくなったり、足が動かなくなることがあったという。その結果、フルセットまでもつれ込む試合もあった。

 決勝の相手は戦い方が似ているペア。本来の力を出し切れるかどうかが勝敗の分かれ目となった。そこで2人は焦った場合「落ち着こう」と声を掛け合うことで、冷静さを保ちながらプレーすることを心がけた。

 田名は相手をラリーで揺さぶり続け、甘い球が来るのを待った。そこを呉屋が見逃さず、得意のバックハンドで低く速いスマッシュを返していった。3セットとも5点以上の差をつける完勝だった。

 シングルスの桃原瑠、加藤美寿希もそれぞれ安定した試合運びを見せた。全国大会への切符をつかんだ西原東。目標は「みんなで励まし合いながらベスト8」とチーム力を発揮して勝ち上がりを図る。

 (砂川博範)


島袋、逆転V 3セット目から積極攻撃

 窮地に追い込まれてからの逆転優勝だった。男子シングルスの島袋琥太郎(エナジックアカデミー)は2セットを取られても諦めることなく戦い続け、続く3セットを奪い返した。「気持ちの切り替えがうまくいった」とうなずいた。

男子シングルス決勝 力強いスマッシュを決める島袋琥太郎(エナジック卓球アカデミー)(喜瀬守昭撮影)
男子シングルス決勝 力強いスマッシュを決める島袋琥太郎(エナジック卓球アカデミー)(喜瀬守昭撮影)

 相手の小松優心はこれまで何度も戦った相手で、同じクラブの所属でもある。島袋は2セットを先取され「やばいと思った」。油断が招いた危機だった。3セット目以降は相手に先に攻め込まれて防戦一方になることを警戒し、自らも積極的な攻めを展開。コースを散らすサーブを打ち込んで相手の体勢を崩すと、最後は武器である強烈なスマッシュで点を重ねていった。

 危なげながらも頂点に立った島袋。2月には全九州選手権大会が控えており、上位入賞へ向けもう一度気を引き締める。

 (砂川博範)