プロ野球や独立リーグで活躍する県出身の現役選手や、引退した元選手が県内の児童らと交流する「おきなわ野球教室2023in北谷」が30日、Agreドーム北谷で行われた。ソフトバンクの東浜巨投手やリチャード内野手、中日の仲地礼亜投手、日本ハムの上原健太投手ら約20人が参加し、少年野球チームに所属する約300人が指導を受けた。
兼原タイガースの玉栄統有さん=兼原小6年=は仲地投手から変化球の投げ方を教えてもらい「これまでよりも変化量が大きくなって、投げやすかった」と声を弾ませた。天久アスリートベースボールクラブの北村塁さん=天久小6年=は「顔を動かさずにボールを投げる方法を教わった。コントロールが良くなった感じがする」と満足げな様子だった。
東浜投手は「この中から1人でも多くプロ選手になってほしい。何か手助けができればいいなと思う」と話した。リチャード内野手は「子どもたちのレベルが高い。このイベントが夢を持つきっかけになるといい」と期待した。
(砂川博範)