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バレー女子・あげなが11年ぶり頂点 要所で集中、ミスなく流れ引き寄せる 県中学新人大会


バレー女子・あげなが11年ぶり頂点 要所で集中、ミスなく流れ引き寄せる 県中学新人大会 あげな―石垣第二 第2セット、フェイントでブロックをかわすあげなの岸本ななみ=8日、名護市の21世紀の森体育館(小川昌宏撮影)
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バレーボールの第55回琉球放送旗争奪県中学校新人大会最終日は8日、名護市の21世紀の森体育館で決勝リーグが行われた。男子宮里が3戦全勝して2連覇した。栄冠は2度目。女子はあげなが3戦全勝で11年ぶり5度目の頂点に立った。男子の準優勝は2勝1敗の西原、女子は2勝1敗の石垣第二だった。


 決勝リーグ2勝同士の女子あげなが石垣第二を2―0で制し、優勝を決めた。今大会は1セット目を先取した後、第2セットを奪われる試合が多かった。山田敏美監督の「2セット目を締めていこう」との言葉通り、最後の試合は集中を切らさなかった。

 第2セット13―12の場面から6連続得点などで一挙に流れを引き寄せた。サーブやレセプション、アタックなどでミスがなく、岸本ななみ主将は「競り合っている時に一丸となって突き放せた」と振り返った。

 「強かった先輩たちよりもっと上に行こう」(岸本主将)と、昨年大会で石垣第二に敗れて準優勝だった雪辱を果たした。次の県大会へ向け「次も自分たちのバレーを見せたい」と意気込んだ。

 (古川峻)

優勝したあげなの選手ら(小川昌宏撮影)
優勝したあげなの選手ら(小川昌宏撮影)