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【一問一答】FC琉球・金鍾成監督 シーズン開幕へ、求めるのは「関われる選手」


社会
【一問一答】FC琉球・金鍾成監督 シーズン開幕へ、求めるのは「関われる選手」 覚悟をもって努力と準備をしなければいけないと語る金鍾成監督
この記事を書いた人 Avatar photo 大城 三太

 サッカーJ3のFC琉球OKINAWAは11日、八重瀬町スポーツ観光交流施設で今季開幕に向けて始動した。金鍾成(キン・ジョンソン)監督の一問一答はこちら。


―今季の意気込みを。

 「目指しているのは優勝だけ。そのために残留を決めた選手もいる。選手の補強はクラブが120%してくれた。シーズン中盤、終盤で違いが出る。1年通してやりきれるかになる。少しの違いで結果が違ってくる。ゴールを生み続けていくことが大事」

―選手に求めることは。

 「『関われる選手』かということ。自分の力を引き出すために、周りの力を引き出すために他の選手と関わること。そうすれば1足す1が2でなく、3、4、5となり、個人の成長やチームの強さへとつながる。そこを重要視したい」

―勝ち続けるために必要なことは。

 「シーズンや試合を通してうまくいかない時はある。ぎりぎりの勝負のなかで負け試合を引き分けへ、引き分けを勝ちへ、勝ちを完全な勝ちへと持っていけるかになる」

―かつて琉球をJ3優勝へと導いた手腕に期待の声がある。

 「全く参考にならないと思っている。選手も違うし周りも違う。だからこそ、やり続けるしかない。(そういう意味で)勝ち方は僕も知らない。負ける時もある。選手と僕自身も気持ちが弱くならないように奮い立たせるし、常に挑戦者じゃないといけない。相手に対してではなく、自分のプレー、サッカーに対して挑戦していかないといけない」