Bリーグの「オールスターゲームウィークエンド2024IN沖縄」の前夜祭が12日、沖縄市陸上競技場で行われた。14日まで。県内では初めてとなるオールスターで、史上初の3日間開催となり、過去最大規模のBリーグの祭典がいよいよ始まった。
前夜祭では琉球ゴールデンキングスの岸本隆一、今村佳太、群馬クレインサンダーズの辻直人、キングスU18の須藤春輝、宜保隼弥が選手トークショーに参加した。
13日の見どころについて聞かれた今村は「コー・フリッピン(群馬クレインサンダーズ)選手はダンクコンテストの2連覇が懸かっている。今年も素晴らしいダンクをするのを楽しみにしている」とかつての仲間の活躍に期待した。
会場の観客との交流もあり「岸本選手の3点弾を見たい」との声に、岸本は「1本と言わず、何本でも決めに行きたいと思います。ココナッツスリーをかましたいと思います」と宣言した。
キングスの選手に囲まれた辻は「4人の中に入るのは恐れ多いと思っていたが、沖縄の皆さんは本当に温かい。沖縄の大好きな言葉でいちゃりばちょーでーという言葉があり、その通りだなと思いました」と笑顔を見せた。
U18オールスターでチームのキャプテンを務める須藤は、「U18の試合はお互いのチームがバチバチにやり合って、面白い展開にしていこうと思っている」、13日のスリーポイントコンテストにも参加する宜保は「憧れの岸本選手、辻選手もいるので、勝てるように頑張ります」と意気込んだ。
14日のオールスターゲームに向けて今村は「今年こそは隆一さんにMVPを取らせたいと思っているので、僕の取らせるプレーにも注目してほしい」と語ると、岸本は「あとは楽しむだけだと思っているので、明日以降、見てくれている方々以上に僕らが一番楽しめるようにプレーしたい」と笑顔で意気込んだ。
前夜祭ではトークショーのほかにもきいやま商店、D―51、PUFFY、ORANGE RANGEがライブを行い、約2500人の観客が集まった。
(屋嘉部長将)