昨季J2で優勝し、J1に昇格したFC町田ゼルビアが19日、名護市の21世紀の森サッカーラグビー場でキャンプインした。市サッカーラグビー場はリニューアルされ、11月に全面供用開始されたばかりで、今回が初のプロサッカーチームのキャンプ誘致となる。
町田ゼルビアは午後4時ごろから約1時間半、声を出し合い激しく練習をした。県外からもファンが駆けつけ、その様子を見守った。
練習後、取材に応じた黒田剛監督は「名護市もJリーグチームの誘致は初めてで、われわれもJ1ステージは初めて。共に歩み寄れるものを作っていきたい」と話し、目標については「始まったばかりでなかなか見えないが、やるからには上位を目指す」と意気込みを語った。
同日、歓迎セレモニーも行われ、渡具知武豊市長は「多くの子どもたちが夢を育む機会となることを期待している」と歓迎した。
(金城大樹)