パ・リーグ4連覇を狙うオリックスが2日、宮崎市でキャンプを開始した。朝から雨で、室内練習場で始動、やむ時間帯もあり、打撃練習や投手陣のキャッチボールなどは屋外で消化した。中嶋監督は「初日なので、元気よくやってくれたらいい」とうなずいた。
ファンが訪れやすい週末が休日とならない日程とするため、西武を除く他の10球団から1日遅いキャンプインとなった。監督は「若いメンバーも多いので、細かいところを全てレベルアップしたい」と青写真を描く。投手陣では絶対的エースだった山本が米大リーグのドジャースに移籍。大きな穴を埋めるため、投手の台頭が不可欠。「出てきてくれるかどうかは本人次第。努力だと思う」とアピールを求めた。
昨季まで3年連続で2桁勝利を挙げ、新たなエース候補の宮城は「(期待を)感じる部分もないことはないが、そこまで背負うものでもないと思う。みんなで一緒に頑張れたら」と気負うことなく語った。
(共同通信)