ゴルフの男女ペアマッチ大会、第2回HEIWA・PGMチャリティゴルフ(男子7116ヤード、女子6359ヤード、いずれもパー73)が24日、恩納村のPGMゴルフリゾート沖縄で行われた。馬場咲希・蝉川泰果ペアが14アンダーで回り、優勝した。県勢は嘉数光倫が河本結と組み、12アンダーの2位で県勢トップだった。
正岡竜二が福田真未と11アンダーで回り、3位となった。
大会は男女でそれぞれプレーし、良い方のスコアをチームスコアとするフォアボール形式で18ホールを回った。
嘉数光倫(名護高―東海大熊本校出)はペアの河本結と和やかな雰囲気でホールを回った。助言を与えたり好プレーをたたえたり、「息がぴったりだった」。補い合ってスコアを伸ばし、12アンダーの2位で県勢トップに立った。「楽しかった。またぜひペアを組みたい」と充実した表情で語った。
河本はパットがさえて8バーディーを奪った。「沖縄の風と芝は独特なものがあるけど、嘉数さんにラインを的確にアドバイスしてもらったおかげ」と語る。嘉数も5バーディーで、互いに別々のホールで好プレーを見せていた。
沖縄での合宿で一緒にラウンドを回るなど、元々面識がある2人。ラウンド中は話題が尽きなかったという。河本は「(ラインの読みなど)さすが嘉数さんだと思った。自分もここまでのレベルに上げたい」と意欲を語った。
シーズン前哨戦となった今大会。河本の名前「結」は沖縄の「ゆいまーる」に由来する。「大好きな沖縄で楽しめた。いいパフォーマンスにつながる」と今季へ弾みをつける。嘉数は「宮里兄弟や比嘉一貴は優勝している。自分も負けないようにしたい」と飛躍を誓った。
(古川峻)