日本ハンドボールリーグ(JHL)男子の琉球コラソンと女子のザ・テラスホテルズが18日、リーグ最終戦に臨む。いずれも沖縄市体育館で、コラソンは午後1時からトヨタ自動車東日本と、テラスホテルズは午後4時から香川銀行と対戦する。両チームともホームの利を生かして勝ち星を狙う。コラソンの東江正作監督は「見てる人をわくわくさせる試合をする」と意気込む。
コラソンは4勝18敗1分けで順位は11位。対するトヨタ自動車東日本は6位の格上だ。フィジカルが強く高さがあり、破壊力のあるプレーをする。コラソンはバックプレーヤーが縦に切り込み、連動する攻撃が持ち味。守備でもハードワークに徹している。東江監督は一体感のある練習が積めていると言い「ラストゲームは一致団結して全員で戦う」と意欲を語った。
テラスの成績は4勝14敗1分けで順位は9位。香川銀行は一つ上の10位だが、日本代表がいるなど個の能力は高い。テラスの東長濱秀作監督は「1対1で負けても6対6で勝ちたい」とチームで戦うつもりだ。バックプレーヤー喜納歩菜など若手が今年1月に入り、攻撃に幅が生まれている。東長濱監督は「今季の集大成になる。最後までひたむきに戦う」と力を込めた。
(古川峻)