高確率の3点弾を支えたのはゴール下でチーム、計14本のオフェンスリバウンドを拾い続けたビッグマンの存在があった。
身長206センチのジャック・クーリーはチームトップの4本など、7選手がオフェンスリバウンドを奪い、攻撃を続けさせた。
クーリーのリバウンドからビッグマンの一人、198センチのアレン・ダーラムが3点弾を決めるなど、直接得点につながる場面もあった。この日最多の5本の3点弾を沈めた今村佳太は「うちには(漫画「スラムダンク」でリバウンドが得意な)ゴリと呼べるジャックがいるので、シューター陣が気持ちよく打てる」と信頼感を口にする。
一方、第4クオーター(Q)には広島のビッグマンにインサイドで守られ、さらに得点され、一気に点差を縮められる時間帯もあった。クーリーは「やりたいようにやらせないよう、全力を尽くす」と第2戦でもインサイドで体を張り続ける。
(屋嘉部長将)