県高校定時制通信制夏季体育大会が県内各地で行われた。バレーボールの女子は、那覇商が泊(午前・通信)を下して3連覇を達成した。
那覇商が3連覇を達成し全国の切符を手にした。サービスエースや相手のサーブミスで得点を重ね、ストレートで勝利した。
![那覇商業―泊 後半、サーブを決める那覇商の安里梓由梨](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/2024/06/4-3-1.jpg)
第2セット19―13の場面。レフトの安里梓由梨(しより)(3年)がスピードのある重めのサーブを放つと、相手の守備が崩れた。サービスエースで連続4得点して流れをつかむと、そのままセットポイントまで突き進んだ。「監督に『サーブ命』と言われていた。練習の成果が出た」と満面の笑みを浮かべた。
那覇商は本年度から定時制の募集を停止。2年生以上の生徒のみの出場だった。チーム全員が高校からバレーを始めた。鈴木愛羅主将(4年)は「ミスしても楽しもうと声をかけ合ってきた。サーブカットを上達させ、全国に挑みたい」と意気込んだ。
(渡真利優人)