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選手宣誓で「いいスタートを」 小禄・仲里円来主将 県夏季高校野球 組み合わせ決定


選手宣誓で「いいスタートを」 小禄・仲里円来主将 県夏季高校野球 組み合わせ決定 選手宣誓を引き当て、あいさつする小禄高校の仲里円来=11日、嘉手納町のかでな文化センター(喜瀬守昭撮影)
この記事を書いた人 Avatar photo 名波 一樹

 夏の甲子園出場への切符を懸けた第106回全国高校野球選手権沖縄大会の抽選会は11日午後、嘉手納町のかでな文化センターで行われ、1回戦28試合の組み合わせが決まった。連合4チームを含む66校60チームが出場。22日に開幕し、7月21日に沖縄セルラースタジアム那覇で決勝が行われる予定。優勝校は8月7日から阪神甲子園球場で開幕する全国大会に派遣される。シード校はエナジック、興南、ウェルネス沖縄、宜野座の4校。開会式は22日午前9時から、沖縄セルラースタジアム那覇で行われる。試合は沖縄セルラースタジアム那覇のほか、コザしんきんスタジアム、ユニオンですからスタジアム宜野湾、Agreスタジアム北谷の計4会場で行われる。

 開会式の選手宣誓は、小禄の仲里円来(まるく)主将が引き当てた。27校が宣誓に立候補。大役を射止め「まさか当たると思っていなかった」と驚き、目を丸くした。

 球児だった兄の影響で、小学1年から白球を追い始めた。「(球児の)夢と希望が詰まった大会だ。誠心誠意戦うことを誓い、みんなが注目する沖縄高校野球のいいスタートを切りたい」と意気込む。

 チームを率いる主将としては「一人一人の勝利への思いも強く、良い雰囲気になった。全力で戦いたい」と聖地を目指し決意を示した。

 (名波一樹)